聖書の歴史Q-4 聖書の歴史 目次  聖書のホームページ 

色付けされたシナイ写本

ディビッド・ダニエルズ

(https://www.youtube.com/watch?v=-ZZim_NLapAより)




 1800年代にコンスタンティン・ティッシェンドルフという名前の人がいました。
ティッシェンドルフ

 彼は古代の聖書を発見しようと出かけて行きました。
 その旅路の出費をまかなったのは、ザクセン王国(現ドイツ)のフレデリック王でした。
 こうしてティッシェンドルフはシナイ半島にある聖カタリナ修道院に行き、二つの分割部分を持ち帰りました。
 それは、彼が旧約聖書からつかみ取るか、切り取るかした、43枚の皮紙でした。
 それから彼は、それらをフレデリック王に贈り物として献げ、王の名にちなんで命名しました。(『フレデリコ・アウグスタヌス写本』:CFA) 旅の資金を提供する人々は、そのようなことを期待するものです。
 ちょうどそのころ、1844年から1845年にかけて、ロシア人主教ポリフィリ・ウスペンスキーを含む数人の人々が、その残りの文書を見て、それが「白色」であると描写しました。
《ウスペンスキー主教》
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(1856年の著書より。クリックで拡大)
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(↑解明されつつあるサタンの計画より)

 ウスペンスキーは数枚の皮紙を持ち帰りました。
 また、ドイツに行ってフレデリック王の皮紙(『フレデリコ・アウグスタヌス写本』:CFA)を自分で直接見た人々もいました。それは雪のような白色でした!
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 それから15年後、ティッシェンドルフはそれ以外の347の皮紙を携えて帰って来ました。
 彼は数ヶ月間、それをエジプトのカイロで持っており、その間、数人の名前のわからない人々が彼を補助していました。
 さて、19世紀には、人々は古代の文書の発見に懸命でした。
 それを手に入れるために、かなりのお金を払う人々もいました。
 確かに、文書を偽造して古代のもののように見せかけることは、確かに、一つの大きなビジネスでもありました。
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 彼らは文書染みを付けて、いっそう薄黒く見えるようにし、書かれている文字のインクを変えて、いっそう薄い色に見えるようにしました。
 さらに、彼らは紙や皮紙手荒く扱いました。
 すると、出来上がりです!
 全く新たな『古代文書』です! 
 ティッシェンドルフはカイロでその二ヶ月間を過ごした、他の人々にこのシナイ写本を見せました。
 すると、どうだったでしょうか?
 それは、もはや雪のような白色ではありませんでした!
 それは、染みが付いていて、薄黒くなっており、書かれている文字のインクの色は薄くなっており、今や、その全体が古いものに見えました。
 そのに関して何が起きたのでしょうか?
 シナイ写本は、エジプトの複数の図書館と、ロシアと、ドイツと、イギリス(347枚)に保管されています。
 ところが、数年前、多くの科学者たちがインターネットを使って、それらの文書をすべていっしょに統合することを決めました。
 高精細度の写真による、今までだれも見たことがない完全な一つのシナイ写本としてです。
 それらの写真の色が正確なものとなるように、彼らは「カラーバー信号」という写真較正のための信号も使用しました。
 私は、一つの写真の中に822のすべての写真が収まったものを入手しました。
 この大きさの写真でも、フレデリック王の皮紙のページ(白色のページ)と、ティッシェンドルフの皮紙のページを区別できるはずです。これが通常の色です。
《白いページと色付けされたページのシナイ写本》 クリックで拡大↓
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 いくらか暗くし、少し輝度を増すと、はっきりするのではないでしょうか?
 フレデリック王の皮紙のページ(白色のページ)が、おわかりでしょうか?
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(↑輝度を増したもの。クリックで拡大)
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(↑解明されつつあるサタンの計画より。
クリックで拡大されます)

 大きな違いではないでしょうか?
 だれか不誠実な人物がいるのです。
 それだけではありません。高額なお金をかけて巨大な本を買うことも可能です。
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 それには、発見されたシナイ写本の全ページが載っていますが、こう書かれています。
「画像は…数々のページの実際の外観を忠実に表すべく行われた。…
 …(我々は)微妙な調整を行った。
 四つの図書館の皮紙の間で、皮紙とインクの外観に、いくらか違いがあったからである

 どういうものか、お見せしましょう。
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 違いがわかりますか? 私にもわかりません。
 これらのページは同じように見えます。
 みなさんに本当に重要な質問をしましょう。
 シナイ写本何色なのでしょうか?
 これらは二つの『同じページ』なのです。
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 カラーバーによって、こうなるのです。
 あのカラーバーを使った科学者たちが正しいとすれば、シナイ写本には大きな色の違いが存在するのです。
 その科学者たちが正しいとすれば、あの巨大な本の発行者は、全ページの外観を同じようにするために『フォトショップ』を使用して色調整をしたのかもしれません。
 このフレデリック王の皮紙のページが正しいとすれば、ティッシェンドルフの347枚は、皮紙とインク古いものに見えるように意図的に染みを付けられたのです。
 インクは、いっそう薄くされ、ページは、薄黒くされたのです。

キャンセルされた検証

 インターネット上で、ある人が、こう言いました。
 「いや、あなたは間違っている。シナイ写本はこれまで何百人もの人々によって検証されてきたはずだ」と。
 ちがいます。
 その皮紙やインク年代に関して、これまで一度も検証されたことがないのです。
 彼らは2015年の4月にその検証にとりかかりました。
 それから彼らは、このプロジェクトの担当者を変えました。
 そして、突然、この検証はキャンセルされました。
 なぜでしょうか?
 彼らは何を見出すことを恐れているのでしょうか?
 「シナイ写本が、本当は古代の文書ではないこと」でしょうか?
 「シナイ写本が、古いものに見せるように偽造された現代の偽造物であること」でしょうか?
 なぜシナイ写本は、1844年まで、はっきりした仕方で、どこの場所でも、一度も名前も挙げられことがなかったのか、その理由は、それで説明がつきます。

 簡潔に言いましょう。
 シナイ写本は、雪のような白色で、文字は黒字でした。
 けれども、それでは人々が望んでいるほど古そうなものには見えません。
 ですから、人々がそれを古そうなものにしたのです。
 また、あの非常に高価な本の発行者は、数々のページがすべて調和がとれたものとなるように、ページの色も変えたのです。
 なぜ彼らがそれを変えたのか、その神聖な理由を私は一つも考えつきません。
 ですから私は、シナイ写本「まがい物」、「現代の偽造物」であると考えざるを得ないのです。

"ある行動計画"

 そして、これは、"ある行動計画"の一部でもあるのです。
 私には、見出すことによって失うものは何もありません。
 ところが、『そうなると失うものがたくさんある』人々が存在します。
 彼らは、世界中のほとんどの聖書を翻訳し、作り出しています。
 そして彼らは、「シナイ写本"本当の、古代の聖書"であった」と教えています。
 そして、もちろん、それは、一つの世界宗教のための、来たるべき一つの世界聖書の大きな一部でもあります。
 このことに関して私には言いたいことがもっとたくさんあります。
 ただし、望みがないわけではありません。
 一つの明るい光が存在します!
 あなたは一つの聖書信用することができます
 英語では、それはKJ版(キング・ジェームズ版)聖書です。
TR本文に基づく聖書
キング・ジェームズ版聖書trbible 新約聖書A5
 それは、400年以上の間、試され、テストされ、証明されてきたものです。
 そして、それは決して、「見つかった」のではありません。
 なぜなら、そもそも、それは一度も「失われた」ことがないからです。
 神は、ご自分のみことばを保持するとの約束を守られたのです。
 私は心からそれを信頼しています。
 みなさんもそうなることを私は望んでいます。
 神様の祝福がありますように。


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歴史Q 偽造された写本
1 偽造写本の"出現"
2 白いシナイ写本・薄黒いシナイ写本
3 だれがシナイ写本薄黒くしたのか
4 色付けされたシナイ写本
5 シナイ写本の意図的な削除
6 偽造写本『2427』の正体
7 ティッシェンドルフが持ち去った『シモニデス写本』
8 ティッシェンドルフ抜き取られたシモニデス氏の写本
9 シナイ写本・バチカン写本_どちらも偽証物です!!



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……


聖書の歴史U WH本文に由来する"聖書"
  1. 改ざん聖書のルーツ本質
    現代の新約聖書のルーツは、19世紀後半、イギリスで二人の熟練した降霊術者が作った新約聖書本文です。
    降霊術者らが作った"聖書"

  2. 福音派・保守派の人々はだまされた!!
    真実隠蔽! それは聖書不信者・キリスト不信者向けの"聖書"でした。
    聖書を信じる人々、キリストを信じる多くの聖徒たちだまされてきました
    リベラル派ユニテリアン向け"聖書"

  3. 超重要聖句が読めなくされた"聖書"
    このみことばを一度も読んだことがない人が多いはずですが、これは超重要聖句神のことばです!
    聖書信者読めない重要聖書箇所
    1ヨハネ5・7 保持する聖書消された"聖書"

  4. 改ざん聖書の最終目的地 !!
    改ざん聖書は、どこに向かっているのでしょうか?
    現代の新約聖書の歴史 _三段階の流れ
    "一つの世界宗教"のための "一つの世界聖書"


日本語"聖書"WH本文》 WH本文を土台とする日本語"聖書"
福音派・保守派の人々はだまされた!!

 19世紀後半、イギリスで二人の熟練した降霊術者ウェストコットホートが、WH本文と呼ばれる新約聖書本文を作りました。
 そして、この二人が主導する1871年〜1881年の『聖書改訂委員会』により、このWH本文を土台とする最初の英語聖書RV(Revised VersionまたはERV)が作られました。
リベラル派向けWHリベラル派向けRV
 英語聖書RVを初め、19世紀後半以降に登場した現代の数々の新約聖書日本語聖書も)は、このWH本文を土台として作られています。

 WH本文に由来するおもな日本語新約聖書は以下の通りです。(→新約聖書と本文現代の新約聖書の歴史 _三段階の流れ参照)
(1881年〜)
  • 『大正改訳 新約聖書』(1917年〜)(WH聖書本文、ネストレ版本文)
  • 『口語訳聖書』(新約 1954年〜)(ネストレ版本文)
  • 『新改訳聖書』(新約 1970年〜)(ネストレ版本文)
  • (1975年〜)
  • 『共同訳聖書』(新約 1978年〜)(UBS版本文)
  • 『新共同訳聖書』(新約 1987年〜)(UBS版本文)
  • (2008年〜)
  • 『新改訳2017』(新約 2017 年〜)(ネストレ版本文・UBS版本文)
  • 『聖書協会共同訳』(新約 2018年〜)(UBS版本文)


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