聖書の歴史 E-102 聖書の歴史 目次   

現代版聖書のルーツ3
バチカン写本・シナイ写本とは?

2『異質』の2写本

99%の多数派写本と合致しない『異質』の2写本

 フロイド・N・ジョーンズ博士は、こう分析しています。

《F.N.ジョーンズ博士》
フロイド・ノレン・ジョーンズ
 「新約聖書の真の本文を証言するギリシャ語の写本は、総計で5262あります。そのうちの5217の写本、すなわち、99パーセントは相互に合致しています
 それ以外のもの(バチカン写本シナイ写本など)は、この99パーセントの多数派の写本合致していないだけでなく、それら少数派写本同士の間でも合致していません」(B-2

《99パーセント超の多数派写本》
    
  
   
  

ギリシャ語の写本(総計)
(総数 5262)
フロイド・N・ジョーンズ博士




 ここで、写本を『羊』にたとえてみることにします。次のようなイメージになります。

 5000匹を越えるたくさんの白い羊たちの群れ多数派の写本、すなわち、TRに合致する5000を越える聖書写本群B-2])がありました。
 白い羊たちには共通点が多く、互いに合致しており、仲良く生活していました。
 白い羊たちの中で最も古参の羊は、紀元66年生まれです。(新約聖書の世界最古の写本は、紀元66年のマグダレン写本[TR]です。→B-3参照)

 ところが、それから三世紀も後の四世紀になってから、突如二匹の異様な生き物が現れました!
 すなわち、一匹の黒い生き物(バチカン写本)と、一匹の赤色の生き物(シナイ写本)です。(下図)

5000匹を越えるたくさんの白い羊たちの群れ
(後にTRとなる5000を越える聖書写本群
    
  
   
  

《対立》
《二匹の異様な生き物》
バチカン写本

シナイ写本


 ただし、この二匹は、白い羊たちとは非常に異質の存在であり、白い羊たちの群れとは全くなじみません。
 その二匹の生き物の間にも、互いに合致しないものがあります。
 バチカン写本シナイ写本のイメージは、ちょうど、この二匹の異様な生き物に似ているのです。
 なぜでしょうか?
 なぜなら、この二匹は、その本質(内容)も、外観も、その飼い主(作者)も、白い羊たちの群れのそれとは根本的に全くちがうからです!


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