聖書の歴史 E-106 聖書の歴史 目次   

現代版聖書のルーツ3
バチカン写本・シナイ写本とは?

62写本の検証1

2 バチカン写本・シナイ写本《聖書の一部》に書かれていること

 次に、バチカン写本・シナイ写本の中の《聖書の一部》について見てみましょう。
この2写本に書かれている「ことば」は、信頼できる『聖書本文』なのでしょうか?
この2写本は信頼できる『聖書』なのでしょうか?

 RVが作られた時期とほぼ同時期にこの2写本を検証した聖徒たちがいます。
 彼らが下した評価と判断を見てみましょう。(D-11参照)

英国国教会の地方監督ジョン・W・バーゴン師[1813年〜1888年]は、五年半を費やして「福音書の大文字体の五つの写本を検証」し、こう宣言しました。

「非常に明らかなのは、この二つの写本(バチカン写本およびシナイ写本)いずれも、そしてこの二つだけ損なわれていることです。
 そのため、私たちはそれらの写本を、霊感された聖書原文の二つの別個の証拠として受け入れるのではなく、ひどくくずれた(改ざんされた)、そして比較的後期の同じ一つの写本からの複製にすぎないものと考えざるを得ません」
《ジョン・W・バーゴン》
ジョン・W・バーゴン

「福音書だけでも、バチカン写本は1491回以上、単語や節全体を削除しています。
 すべてのページに、不注意な書き写しの痕跡があります。
 シナイ写本は、全く比類のないほどの、目とペンでのエラーに満ちています
 10語、20語、30語、40語の単語が、とても不注意なために抜けていることが、多くあります。
 文字や単語、そして文章全体までもが、二度繰り返し書かれていることが、しばしばあります。あるいは、書き始めて、すぐに中断されていることもあります。…」

「何の躊躇もなく言えるのは、これらは、最もひどく腐敗している(くずれている)三つの写本であることです。…
 また、それらは、偽造された読み方、古代のとんでもない間違い、および、真理を意図的にゆがめたものなどが大量にある倉庫となっています」


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