聖書の歴史 E-112 聖書の歴史 目次   

現代版聖書のルーツ4
オリゲネスの『改ざん聖書』とは

2オリゲネスとは?

オリゲネスとは?
オリゲネス

ギリシャ哲学の追従者

 オリゲネスは、エジプトのアレクサンドリアにある学校の第三代の校長でした。ただし、その学校は、紀元180年に、ギリシャ哲学者のパンタエヌスによって設立されたものです。
 オリゲネスは、新プラトン主義の創始者アンモニオス・サッカス(紀元170年〜243年)から教えを受けていました。新プラトン主義は、アリストテレス論理学東洋のカルトの教えとの奇妙な組み合わせです。
 その哲学の追従者であるオリゲネスは、その見解をキリスト教に融合させようとしました。

聖書改ざん者

オリゲネスは広範囲に旅をし、どこでもギリシャ語の新約聖書を見つけると、それを自分の教理にぴったり合うように改ざんしました!
オリゲネス聖書

 もちろん、彼は、自分はそれらの写本「修正」しているだけだと考えていました。
 しかし、神の人々が原文の読み方を変えることはないはずです。

 オリゲネスには、一人の裕福な後援者(アンブロシウス)がいました。アンブロシウスは、七百人以上の速記者と、大ぜいの写字生、および、字の達筆な若い女性たちを用意し、オリゲネスが聖書を組織的に改ざんするのを援助しました(エウセビウス『教会史』)。

オリゲネスの信念

 その一部は、次の通りです。(詳細は→D-4オリゲネスの信念を参照)
  • 彼は、「洗礼による生まれ変わり」を信じていました。(人は水のバプテスマによって救われるという信念)
  • 彼は、万人が救われることになる」と信じていました。すなわち、サタンおよび悪霊どもを含めて、すべてのものが最終的には和解されること、です。
  • 彼は、「イエスは一人の被造物にすぎない」と信じていました。
  • 彼は、「人は罪のない者となるために、煉獄(れんごく)に行かなければならない」と信じていました。  この教理は、聖書のどこにも見出されません。
  • 彼は、「聖餐式の時、パンとぶどう酒が実際にキリストの体と血に変わること(化体)」を信じていました。
  • 彼は、前世からの生まれ変わり」および「カルマ」を信じていました。すなわち、人のたましいは、この現在の地上に存在するより前に、別の世界で先に存在しており、その前世からの祝福あるいは呪いを持ち込んだということです。
  • 彼は、「バプテスマを受けない幼児は地獄に行く」ことをほのめかしました。
  • 彼は、「聖書に書かれているようなイエスへの試みが本当に起こったとは、知的な人なら信じることができないはずだ」と主張しました。
  • オリゲネスは、イエス様の言われたことを正すことさえしました。
     マタイ13・38にある「種を蒔く人」のたとえの箇所で、イエス様は、「畑とは、この世です」と言っておられます。
     ところが、オリゲネスは、「畑とはイエスであった」と言いました。その後、彼は考えを変えて畑を「聖書のことだ」としました。
  • 彼は、聖書は、文字通りに解釈するものではない」と信じていました。
    (オリゲネスは、「寓話的解釈の父」でした)
  • 彼は、実際に「アダム」が存在したことも、「人間の堕落」も信じていませんでした
     また、「創世記一章〜三章は、文字通りに解釈すべきものではなく、歴史的な記述でもない」と信じていました。
  • 彼は、「マタイ十九章は、『神の人は去勢を受けるべきであり、自分自身を去勢し続けていくべきである』と解釈するのが正しい」と信じていました。…



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