聖書の歴史 Q-15 聖書の歴史 目次
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『現代版聖書』に染み込んでいる《思想・信念》と《改ざん》
● 現代版聖書に染み込んでいる《思想・信念》と《改ざん》
★現代版聖書には、上記の数々の《思想・信念》が染み込んでいます。
F・N・ジョーンズ博士は、以下の事例を紹介しています。(→R-5《ネストレ版/UBS版聖書本文の検証》)
《F.N.ジョーンズ博士》
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■マタイ19・17 オリゲネスの信念(至高善)への改ざん事例
■マルコ1・2、3 オリゲネスのグノーシス的信念への改ざん事例
■ルカ2・14 オリゲネスの信念(ギリシャ哲学)への改ざん事例
■ヨハネ1・18 アリウス派の異端の教えへの改ざん事例
★現代版聖書には、数々の《改ざん・編集》による食い違い・矛盾等も染み込んでいます。
W・N・ピッカリング博士は、削除により食い違いが生じている事例、自己矛盾している事例、改ざんにより明白な矛盾を生み出している事例、意味をなさない事例などを紹介しています。
■ 科学的にあり得ない本文事例…ルカ23・45
■ キリストを「偽り者」としている本文事例…ヨハネ7・8
■ 明らかな偽りが述べられている本文事例…第一コリント5・1
★現代版聖書の中に、これらオリゲネスの哲学や異端思想、削除、食い違い、矛盾、改ざん等が見られるのは、それらの元となっているバチカン写本・シナイ写本にこれらのものが含まれているからです。
これらの写本を検証した人々が出した結論は、「福音書だけでも、バチカン写本には合計7578語の改ざんがなされており、シナイ写本では改ざんの合計が、9000近くにもなる」というものでした。(D-10参照)
★検証したジョン・W・バーゴン師は、この2写本は「偽造された読み方、古代のとんでもない間違い、および、真理を意図的にゆがめたものなどが大量にある倉庫」であると宣言しました。
★同じく検証したF.H.A.スクリブナー博士は、シナイ写本は「改ざんだらけ」であると述べました。
★フロイド・N・ジョーンズ博士は、ネストレのギリシャ語本文を、ギリシャ語の聖書本文TRと比べると、新約聖書に36191箇所もの相違があると述べています。
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