聖書の歴史 E-84 聖書の歴史 目次   

現代版聖書のルーツ1
現代版聖書はどこから?

4UBS版本文はどこから?

UBS版本文はどこから?

 次に、UBS版聖書本文について見てみましょう。
 UBS聖書本文の編集者ブルース・メッツガーはこう述べています。(E-2

 「UBSギリシャ語新約聖書を作成した国際委員会は、ウェストコットとホートの聖書本文(RV)をその土台の本文として採用しただけでなく、彼らの方法論にも従った…」

RV

 このように、UBS版聖書本文は聖書本文RVに由来していることがわかります。

● 統一された同じ本文
 現在、ネストレ-アーラント版聖書本文もUBS版聖書本文も同じ本文です。(E-3  E-4  E-5 参照)

「『ネストレ-アーラント版聖書本文』第27版(2006年発行)…それは、『UBS版聖書本文』(聖書協会世界連盟 United Bible Societies)第4版と同じ本文です。
 これらは、ESV, NIV, NASB, HCSV聖書、 および、 新たなカトリックの聖書などの現代版聖書が土台としている『読み方』および本文です」


=



ネストレ-アーラント版聖書本文』には、こう書かれています。(E-4
 「1955年、K.アーラントは、M.ブラック、B.M.メッツガー、A.ウィグレン、およびC.M.マルティニとともに『ギリシャ語新約聖書』を作成するための編集委員会に参加するよう招かれた。それは、数々の選択された箇所に関する研究資料付きのギリシャ語本文であり、世界の聖書翻訳者たちが利用するために意図されたものである(第一版:1966年、第二版:1968年)。
 『ネストレ-アーラント版聖書本文』および『UBS版聖書本文』の二つの版の作業は、しばらくの期間、平行して行われた。
 その結果、『ネストレ-アーラント版聖書本文』第26版(1979年)と、『UBS版聖書本文』第3版(1975年)は、土台となる同じ本文を共用した。
 この二つの聖書本文によって共用された本文は、世界各国の聖書協会によって採用された。

 そして、バチカン(ローマ教皇庁)と聖書協会世界連盟(UBS)との間での協定に従って、この本文は、彼らの監督の下で作成される新たな翻訳聖書および改訂版の土台として用いられている。
 このことは、異なる宗派間での関係に関して、意義深い一歩である」

ネストレ-アーラント版聖書本文』第27版(2006年),p.45 


 以上のことから、現代版聖書が、おおむね、『ウェストコットとホートの聖書本文(RV)』に由来していることがわかります。


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