聖書の歴史 C-4 聖書の歴史 目次 

《 フレデリック・ノラン博士の偉大な業績 》

フロイド・N・ジョーンズ博士

● フレデリック・ノラン博士の偉大な業績
 ギリシャ語の聖書本文(原典)の重要な「異なる読み方」(改ざん箇所)について、今日の学者たちが知っているほとんどすべてのことを、エラスムスは470年以上も前に知っていました。注1) そのことは、彼のメモを熟読すれば、わかります。
 フレデリック・ノラン博士(1784〜1864年)はギリシャ語およびラテン語の学者であり、優れた歴史家でもありました。
 彼はエジプトの年代学を研究し、28年を費やして、ギリシャ語の聖書本文TR起源使徒たちの時代にまでたどりました。
本当の新約聖書

手書きの原本/原文
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ、パウロ、ヤコブ、ペテロらが聖霊の霊感によりギリシャ語で手書きしたもの
巻物

5000を越える写本群
5000を越える99%超の多数派写本
    
  
   
  

TR本文の確立
新約TR本文


 エラスムスのメモを概観した後、ノラン博士はこう記しました。

 「写本に関して、エラスムスは、我々が知っているどんなことにも精通していたことは明らかです。
 彼はそれを二つの大きなグループに分類しました。
 その一つは、バチカン写本に相当するものです。
 彼は、教会が、オリゲネス派の人々とアリウス派の人々によって汚染されていたことに気付いていました。
 そして、どの写本でも、そのバチカン写本と類似しているなら、その本文は改ざんされたものであると考えられたのです」注2

偽物とみなしたグループ

《オリゲネス》
オリゲネス
オリゲネス聖書
《オリゲネス自作の旧新約聖書》(三世紀)
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エウセビウスの「50冊の聖書」(331年)
『ベラム皮紙』『エウセビウス-オリゲネス版』聖書
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ヒエロニムス作成の「ラテン語ウルガタ聖書」
「バチカン写本」
バチカン写本

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注1)Edward Freer Hills,"The King James Version Defended",p.198
 エドワード・F・ヒルズ博士 King James Bibleについての著作
 → The King James Bible Defended

注2)Frederick Nolan,"An Inquiry into the Integrity of the Greek Vulgate or Received Text of the New Testament" ,pp.413-415
 フレデリック・ノラン博士 新約聖書の本文についての著作
The Greek Vulgate by Frederick Nolan
An Inquiry into the Integrity of the Greek Vulgate, or Received Text of the New Testament


《出典 : Floyd Nolen Jones,"Which Version Is The Bible?"[2006年] 》  

さらに深い理解のために(英語)
フロイド・ノレン・ジョーンズ博士の著作
→ "Which Version Is The Bible?"(2010年版) p.169〜[PDFファイル]



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