●福音派の人々が最もよく利用しているKJV聖書のTR本文とは？ 　このキング・ジェームズ版の聖書の土台となる本文（底本）は、旧約聖書はマソラ本文、新約聖書はTR新約聖書本文です。 マソラ本文については、●歴史D旧約聖書の歴史を参照ください。 　 ●歴史D 旧約聖書の歴史 D1 旧約聖書の正典と保持 D2 真の本文…マソラ本文 D3-1 マソラ本文_厳格な規定 D3-2 イエス・キリストの証言 D3-3 マソラ本文の確立 TR本文は、初代の聖徒たちが書き写した非常に多くの写本によって証言され、確認されている新約聖書本文です。 　すなわち、5000を超える数のギリシャ語写本です。 （詳細は→●歴史A神が保持された聖書・●歴史B新約聖書の写本） 　 ●歴史A 神が保持された聖書 A1 神が保持された聖書 A2 聖書に関する神の約束 A3 聖書を保持された神の方法 A4 フィラデルフィア告白 　 ●歴史B 新約聖書の写本 B1 使徒ヨハネとポリュカルポス B2 99%以上の写本と合致するTR B3 世界最古の新約聖書写本 B4 TRと同じ読み方の聖書 B5 ワルドー派の聖書 B6 ローマ帝国分裂後の聖書 それらの写本は、16世紀に神を畏れる編纂者たちによって集大成されました。 （詳細は→●歴史C新約聖書本文TRの確立・●歴史CX8〜13神の摂理とTR） 　 ●歴史C 新約聖書本文の確立 C1 エラスムスについて C2 TRを回復させたエラスムス C3 退けられた「異なる読み方」 C4 フレデリック・ノラン博士 C5 ルターの聖書翻訳 C6 ウィリアム・ティンダル C7 KJ版聖書の歴史 (1) C8 KJ版聖書の歴史 (2) C9 ギリシャ語TRの数々の版 　 ●歴史CX 神の摂理とTR CX8 TR…三つの見解 CX9 新約聖書本文の保持 CX10 用いられたエラスムス CX11 TRと伝統的本文 CX12 神の摂理を心に… CX13 神の摂理の継続とTR このTR新約聖書本文から、以下の数々の聖書がTRから翻訳されて登場しました。 ルターの「ドイツ語 新約聖書」1522年 ティンダルの「英語 新約聖書」1526年 「カバデール訳聖書」1535年 「マシュー訳聖書」1537年 「大聖書」1539年 「ジュネーブ聖書」1560年 「ビショップ聖書」1568年 《ルター》 《ティンダル》 そして、1598年にテオドルス・ベザが編纂したベザ版TR新約聖書本文を用いて、1611年に「キング・ジェームズ版聖書」（KJV）が登場しました。 （詳細は→キング・ジェームズ版聖書の歴史） ●初代の聖徒たちが書き写した5000超のギリシャ語写本 　 　 　　 ●TR本文の集大成 ●TR本文に基づく新約聖書 ■ルターのTR聖書(1522年) ■ティンダルのTR聖書(1526年) ■「KJ版聖書」（TR 1611年）…ほか 　リベラル主義の信仰（信念）の人々が関わっている聖書ではなく、このキング・ジェームズ版の聖書（KJV）を最もよく利用しているアメリカの人々は、バプテスト派、ペンテコステ派、聖公会、長老派という『福音派』の人々です。 　彼らは、概して次のような信仰を持つ人々です。 私たちは、イエス・キリストを私たちの主また救い主として受け入れ、全面的に従います。 私たちは、イエス・キリストの神性を信じます。 私たちは、イエス・キリストを神（の御子）と信じます。 私たちは、神の三位一体を信じます。 私たちは、イエス・キリストのあがないを信じます。 私たちは、聖書の霊感を信じます。 私たちは、聖書を聖霊による神の真理のことばと信じます。 私たちは、聖書の教えに全面的に従います。 キリスト不信者たちの思想や信念には従いません。 （天国に入れていただけるクリスチャンとは…参照） 　このような信仰の人々は、当然、リベラル系のNIV等よりも、むしろKJV（TR/マソラ本文）を好み、それを「最もよく」読むはずです。

●WH本文の編集者たちとは？ 　UBS版本文やネストレ版本文は、1881年に登場したWH本文（ウェストコットとホートの本文）を土台としています。 ウェストコットとホートは、表向きにはイギリス人の聖書学者でしたが、降霊術に深く関わり、悪霊と交信（交流）しました。（→《悪霊と交流する降霊術者》参照） B.F.ウェストコット （1825年〜1901年） 　表向きには、「聖職者」「大学教授」であったが、裏では、『亡霊クラブ』を設立して降霊術に関わり、オークランド城（イギリス）やペテルブルグの大聖堂（ロシア）に出かけて行き、「暗闇の中」で悪霊と「交信」していた。 　聖書を「神のことば」とも、「神の霊感」によるものとも信じてなく、イエス・キリストの「神性」も「あがない」も否定した。 F.J.A.ホート （1828年〜1892年） 　表向きには、「聖職者」「大学教授」であったが、裏では、『亡霊クラブ』を設立して降霊術に関わった。以前はウェストコットの弟子でもあった。 　聖書を「神のことば」とも、「神の霊感」によるものとも信じてなく、イエス・キリストの「神性」も「あがない」も否定した。 　弁舌が伝説となるほどの説得力を持っており、『無敵の弁護士』にもなったであろうと言われた。 　彼らはバチカン写本とシナイ写本に基づくWH本文を作りました。その二写本はどちろも偽造物でした。（シナイ写本は確実に偽造物です！ …七つの証拠、バチカン写本も確実に偽造物です！ …偽造者らの失態参照） 　この二写本の偽造者たちも、ウェストコットとホートも、イエス・キリストの神性を否定し、聖書の霊感を否定する人々です！（→｢聖書本文を編集するリベラル派の人々｣参照） 　もちろん、彼らは神の三位一体も否定する人々です。 　たとえば、神の三位一体を明記する第一ヨハネ5・7のみことばは、二写本にはなく、WH本文にもありません。 　このWH本文を使って、イエス・キリストの神性を否定し、聖書の霊感を否定する人々がさまざまな本文や現代版聖書を作り出しています。 《シナイ写本・バチカン写本》 （いずれも偽造物） マイ枢機卿および彼の仲間の偽造者たち 《聖書本文WH》 《ネストレ-アーラント版/ UBS版聖書本文》

●UBS 本文/NA（ネストレ- アーラント）本文の編集者たちとは？ 　このWH本文を土台として作られているUBS版本文やネストレ版本文の編集者は、アーラントやメッツガー、マシュー・ブラックのほか、カトリックのイエズス会士マルティニやモルモン教の教職者もいますが、彼ら全員が一人残らず、イエス・キリストの神性を否定し、聖書の霊感を否定する人々です。

アーラント 彼は、聖書の逐語霊感を否定しました。 彼は、リベラル派であり、聖書の各書の正典性を疑いました。 彼は、聖書を神のことばとは信じませんでした。 メッツガー 彼は、モーセが五書を書いたのではないと信じていました。 彼は、旧約聖書は、「神話と伝説と歴史」の混合物であると信じていました。 彼は、外典を含み、エキュメニカルでリベラルな聖書『NRSV』の編纂者でした。 彼は、『ヘルマスの牧者』『クレメントの手紙』などの外典を霊感されたものとみなしました。 彼は、不可知論者（神の存在は知り得ないとする）アーマンとの神学校テキストの共著者でした。 マシュー・ブラック 彼は、聖書注解書の共同編集者（1982年）でした。 その書物は、キリスト教の根本教理に大胆に反対する書であり、編集者たちは聖書の無謬の霊感も、摂理的保持の教えも否定しています。 マルティニ 彼は、プロテスタントの宗教改革に対抗して設立された、ローマ・カトリックのイエズス会の会士です。 彼は進化論ほか、カトリック独自の数々の教義を推し進めました。 彼は、『ニューエイジ、一つの世界宗教』を推進させるべく、世界中から100人を越える宗教指導者たちから成る統合会議を招集しました。 彼は、すべての教団および宗教をカトリック的統合へ導こうとするエキュメニカル運動および統合運動推進の急進派でした。 ドナルド・パリー ドナルド・Ｗ・パリーは2009年にUBS版聖書本文の編集に加わりました。 彼はアメリカ・ユタ州にあるブリガムヤング大学（モルモン教[末日聖徒キリスト教会]の大学）の教授です。 彼らの教えの一つは、「イエスは神とマリアの性的関係によって身ごもった」というものであり、創始者の創始者ジョセフ・スミスには３０〜４０人の妻がいたと報じられています。 （「モルモン教も加わった聖書」） 創始者ジョセフ・スミス

●WH・UBS・NA本文の編集者…キリスト不信のリベラル主義者たち！ 　こうして、このWH・UBS・NA本文の編集者たちが、どういう人々であるかが明らかになります。 彼らは、聖書の教えに全面的に従ってはなく、それよりも自分たちの教えに従う人々です。 （彼らは、自分たちの教えに適合するように聖書を"編集"（改ざん）しています） 彼らは、イエス・キリストを神（の御子）と信じて従ってはいません。 （彼らはイエス・キリストの神性を否定し、神の三位一体を否定しています） 彼らは、イエス・キリストによるあがないを否定し、イエス・キリストを自らの主また救い主として受け入れて従ってはいません。 　それは必然的に、次のことを意味します。 彼らは、イエス・キリストが二千年前に用意してくださったあがないを受け入れていません。 彼らは、あがなわれていません！ 彼らの霊は、再創造されていません。 彼らは、聖霊によって新しく生まれ変わってはいません！ 彼らは、依然として罪人です！ 彼らは、死から命へと移ってはいません。 彼らは、永遠の命を持ってはいません。 （リベラル派にほぼ共通する点参照） 　神の三位一体を信じ、イエス・キリストを神の御子、救い主として信じ、聖書を神の霊感による誤りなき神の真のことばであると信じるキリスト信者・聖書信者は、WH本文や、UBS版本文やネストレ版本文の編集者たちの中には一人もいないのです！ 　彼らは、キリスト不信のリベラル主義者たちです。 　そのような彼らが、こう主張しているのです。

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■ 『全くトンデモナイ』聖書本文に基づいて作られた日本語新約聖書

おすすめの本！　『日本語聖書の316の改ざん事例』 改ざんされた新約聖書の286事例 ［マタイによる福音書〜ヨハネの黙示］ 改ざんされた旧約聖書の30事例 ［創世記〜ハバクク書］ 改ざんされている日本語旧約聖書の誕生 《図解》日本語新約聖書の驚くべきルーツ …亡霊との交流者たち …カラーの《図解》でよくわかる！…

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◆真理の歪曲と神の裁き ■地獄を体験して知った『最大のうそ』 ■人々を地獄に送る偽教理 ■火の大釜…偽教理を教える人々への神の裁き ■偽牧者たちの上に下される神の裁きの剣 ■真理をゆがめ、羊の服を着た『サタンの仕え人』についての幻 《羊の服を着た狼》

●エターナル・ライフ・ミニストリーズは、以下の団体とは一切関係ありません。（→異端・カルトへの聖書的対処 参照） カルビニズム(『一度救われたら、ずっと救われたまま』 改革派神学）信奉の教会･団体（ハーベスト･タイム、聖書フォーラム、Got Questions等)（→異端・カルトのカルビニズム 参照） エホバの証人（王国会館） モルモン教（末日聖徒キリスト教会） 世界平和統一家庭連合（旧 統一教会） キリスト教福音宣教会（摂理） セインツ・オブ・グローリー教会（Saints Of Glory Church）

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