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W 信仰破壊システム 2日本語聖書改ざん箇所7-3

異教諸宗教のための改ざん3

不信者たちへの神の裁きに関わる改ざん

 ローマ14・10、12
  • 「なぜなら、私たちはみな、キリストの裁きの御座の前に立つようになるからです。…
    したがって、私たち一人一人が自分自身についてに釈明するようになるのです」TR 新約聖書
  • 「私たちはみな、のさばきの座に立つことになるのです。…
    ですから、私たちはそれぞれ自分について、に申し開きをすることになります」新改訳 2017
  • わたしたちは皆、の裁きの座の前に立つのです。…
    それで、わたしたちは一人一人、自分のことについてに申し述べることになるのです」聖書協会 新共同訳)

 「キリストの裁きの御座」が「神のさばきの座の」に置き換えられています。
 こうして、キリストであることが消去されているだけでなく、さまざまな宗教それぞれの"神"に適用することを可能にしています。


 マルコ6・11
  • 「そして、あなたがたを受け入れず、あなたがたに聞きもしない人たちなら、そこから出て行く時、あなたがたの足の下の土埃を払い落としなさい。彼らに対する証しのためにです。
    まことに、あなたがたに言います。
    裁きの日には、その町よりソドムやゴモラにとってのほうが耐えやすくなります
    TR 新約聖書
  • 「あなたがたを受け入れず、あなたがたの言うことを聞かない場所があったなら、そこから出て行くときに、彼らに対する証言として、足の裏のちりを払い落としなさい」新改訳 2017
  • 「しかし、あなたがたを迎え入れず、あなたがたに耳を傾けようともしないがあったら、そこを出ていくとき、彼らへの証しとして足の裏の埃を払い落としなさい」聖書協会 新共同訳)

 「まことに、あなたがたに言います。裁きの日には、その町よりソドムやゴモラにとってのほうが耐えやすくなります」が削除されています。
 さらに、「人たち」が「場所」「」に置き換えられています。
 イエス様が「まことに、あなたがたに言います」と前置きされて語られた非常に重要な言明が、丸ごと削除されています。
 また、裁き対象を、人々ではなく場所置き換えています。
 キリストの福音拒む『人々への裁き否定する意図が伺えます。


 黙示12・12
  • 地と海を住まいとする者たちには、わざわいだ。
    悪魔は自分の持っている時がわずかであることをわきまえており、激しい憤りを抱いてあなたがたのところに下ったからである」TR 新約聖書
  • 「しかし、地と海はわざわいだ。
    悪魔が自分の時が短いことを知って激しく憤り、おまえたちのところへ下ったからだ」新改訳 2017
  • 地と海とは不幸である。
    悪魔は怒りに燃えて、お前たちのところへ降って行った」聖書協会 新共同訳)

 「を住まいとする者たち」が削除されています。
 これも、わざわい対象を、人々ではなく場所置き換えています。
 つまり、そこに住む人々への「悪魔」による「わざわいを消し去っています。


 黙示15・3
  • 「そして彼らは、神のしもべモーセの歌と、子羊の歌とを歌っており、こう言っている。
    「大いなるかな、驚くべきかな、あなたのみわざは、主よ、万物の保持者なる神よ。
    正しいかな、真実なるかな、あなたの道は、聖徒たちの王よ」TR 新約聖書
  • 「彼らは神のしもべモーセの歌と子羊の歌を歌った。
    「主よ、全能者なる神よ。あなたのみわざは偉大で、驚くべきものです。
    諸国の民の王よ。あなたの道は正しく真実です」新改訳 2017
  • 「彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とをうたった。
    「全能者である神、主よ、あなたの業は偉大で、驚くべきもの。
    諸国の民の王よ、あなたの道は正しく、また、真実なもの」聖書協会 新共同訳)

 「聖徒たちの王」が「諸国の民の王」に置き換えられています。
 すなわち、WH/UBS/NA本文に基づく聖書は、天国の存在者を、「聖徒たち」ではなく、「諸国の民」であるとしています。
 イギリス国教会のカンタベリー大主教であったマイケル・ラムゼイ(1904年〜1988年)は、WCC(世界教会協議会。『エキュメニカル運動』の推進団体)の委員の一人でもありました。
 彼はどういう思想・信念を持っていたでしょうか?
 彼はこう言いました。
マイケル・ラムゼイ 天国クリスチャンだけのための場所ではない。
 私は、そこで、現代の多くの無神論者たちと会うことを期待している
(『デイリー・メール誌』1961年2月10日 ロンドン)
(→UBSエキュメニカル運動参照)

 ですから、この黙示15・3の改ざんされた訳文は、このカンタベリー大主教信念を支持することばとなっているのです。
 けれども、聖書はそう言ってはいません。
 天国に存在するようになる人々は、「諸国の民」ではなく、「聖徒たち」だけです。
 WH/UBS/NA本文に基づく聖書は、真逆の教えを述べています。
 イエス・キリストとして従っていない「諸国の民」は、天国とは別の所で永遠を過ごすことになります。
 次も同様の事例です。

 
 黙示21・24
  • 救われている国々の民は、都のその光の中を歩くようになる」TR 新約聖書
  • 諸国の民は都の光によって歩み」新改訳 2017
  • 諸国の民は、都の光の中を歩き」聖書協会 新共同訳)

 「救われている国々の民」が「諸国の民」に置き換えられています。
 これも黙示15・3の場合と同様です。
 救われている聖徒たちだけ神の都に住むようになります。


 黙示22・19
  • 「そして、もし、だれかがこの預言の書のことばから取り除くなら、神は命の書から、また聖なる都から、またこの書に書かれている数々のものから、その人の分を取り除かれます」TR 新約聖書
  • 「また、もし、だれかがこの預言の書のことばから何かを取り除くなら、神は、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、その者の受ける分を取り除かれる」新改訳 2017
  • 「また、この預言の書の言葉から何か取り去る者があれば、神は、この書物に書いてある命の木と聖なる都から、その者が受ける分を取り除かれる」聖書協会 新共同訳)

 「命の書」が「いのちの木」に置き換えられています。
 「命の書から…その人の分を取り除かれます」とは、何を意味するでしょうか?
 それは、次のことを意味します。

「そして、もしだれかがその命の書に書かれている者として見出されなかったなら、その人は火の池に投げ込まれた」(黙示20・15)

 ところが、「いのちの木」に変えられるなら、「その人は火の池に投げ込まれる」という意味ではなくなります。
 WH/UBS/NA本文に基づく聖書は、「いのちの木」という語に置き換えることにより、地獄での永遠の裁きについて偽りの情報を提供しています。



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