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近づいているアルマゲドン

エターナル・ライフ・ミニストリーズ
(『アルマゲドン真実』序文)

預言されていた『ヨシヤ』『クロス』

 旧約聖書の中には、将来地上で神のご計画を果たすことになる人名国名が、固有名詞として預言されている事例が少数あります。
 人名としては二つの事例があります。
 その一人はヨシヤです。
 一人の神の人がベテルに来て、祭壇に呼ばわり、こう言いました。

 「祭壇よ、祭壇よ、イェホバがこう言われる。
 見よ、一人の男の子がダビデの家に生まれる。
 彼の名ヨシヤ
 彼は、おまえの上で香をたく高い所の祭司たちを、おまえの上でほふる。
 また、彼らは人の骨を、おまえの上で焼く」(第一列王記13・1〜3)

 それから約350年後ヨシヤが現れ、語られた通りのことを行い、預言を成就させました。
(第二列王記23・15〜18)(詳細は『聖書の年代記述の驚異』第十二章参照)

 もう一人はクロスです。
 神はイザヤを通して、こう預言されました。

 「(神は)クロスに、『私の牧者、彼は私の願いをみな成し遂げる』と言い…」(イザヤ44・28)
 「イェホバは、彼の油注がれた者に、クロスに、こう言われる。
 私は彼の右手を握り、…私がイェホバ、あなたの名前で呼びかける者…私はあなたをあなたの名前で呼びかける。
 私はあなたに肩書を与えるが、あなたは私を知らない…」(イザヤ45・1、4)

 この預言の通りに、約200年後に異邦人の王クロスが登場し、預言を成就させました。
(第二歴代誌36・22、23、エズラ1・1〜3)(詳細は『ダニエルの七十週の預言』第二章参照)


預言されているイスラエルへの侵攻国『ロシア

 これら二人の人名と同様に、旧約聖書の中で、イスラエル以外の現存する国家で、将来地上で極めて大きな役割を演じることになる国の名前が、預言者エゼキエルによって預言されています。
 それはロシアです。
 イスラエルへ侵攻することになる国として、です。
 「そして、イェホバのことばが私にあり、こう告げた。
『人の子よ、あなたの顔を、ロシュ、メシェクおよびトバルの長である、マゴグの地のゴグに向けなさい。
 そして彼に立ち向かって預言しなさい。そして言いなさい。
 主なるイェホバがこう言われる。
 見よ、私はおまえに立ち向かう、ロシュ、メシェクおよびトバルの長であるゴグよ。…」(エゼキエル38・1〜3)(39・1も同様)


 ヴィルヘルム・ゲゼニウス(1786年〜1842年)は、最も優れたヘブル語学者の一人と考えられている神学者であり、『ヘブル語辞典』『ヘブル語文法書』などの著者でもあります。
ヴィルヘルム・ゲゼニウス
ヴィルヘルム・ゲゼニウス
(1786年〜1842年)
 彼は、エゼキエル書に書かれている「ロシュ」が「ロシア」を意味する固有名詞であることを疑問の余地のないこととして信じていました。 ( "WHERE IS ROSH?" ディレック・ウォーカー師)
 彼は、彼の『古代ヘブル語辞典』の中で、「ロシュは、当時、トロス山脈(トルコ南部)の北側のボルガ川近くに住んでいた数々の部族をさすものであった」と述べています。
 また、第十世紀の文献には、同じ「トロスの北側、ボルガ川(沿い)」に「ロス」という名称で住んでいる人々のことが記されています。
 エジプトの碑文にも、紀元前2600年頃に「ロシュ」が地名として存在していたことが記されています。
 その他の古代文書にも「ロシュ」という地名が少なくとも20回も見出されています。
 ですから、エゼキエルが預言した当時、「ロシュ人たち」が黒海の北側の地域に住んでいたのです。
 すなわち、神は、その「ロシュ人たち」が、やがては世界の軍事大国となり、多くの同盟諸国とともにイスラエルに侵攻するようになることを、預言者エゼキエルを通して告げられたのです!


冷笑されてきた聖書学者たち

 ところで、ロシア革命によってソビエト連邦という社会主義国家が誕生したのは、1917年になってからでした。それまでのロシアは、まだ、決して「大国」ではありませんでした
 ウォーカー師(オックスフォード聖書教会牧師)はこう述べています。
 「ロシアが現在の権力の座に上るより何世紀も前に、この国が歴史の中で終わりの時代に役割を演じることを予見している人々がいました。
 聖書の注解者たちは、この『北方の主謀者』についてのエゼキエルの預言がロシアのことを述べていることを認識していました」 ("WHERE IS ROSH?" Derek Walker)

 ウォーカー師はその事例を挙げています。
 18世紀のイギリス人主教であるロバート・ロース師は、こう記しました。
 「エゼキエル書で固有名詞として受け留められる『ロシュ』は、(黒海北岸からカスピ海北岸のヴォルガ川までの地域に住んでいた民族である)スキタイの住人たちをさしており、現代のロシア人は彼らの名前に由来する」
ロバート・ロース
ロバート・ロース
(1710年〜1787年)

 また、19世紀のイギリス人聖職者ジョン・カミング師(反カトリックの立場の聖職者。約180冊の著書あり)は、著書『国々の将来』の中で、こう記しています。
 「私は、この『北の王』(エゼキエル38、39章)とは、ロシアの独裁者であると考える。
 その預言のことばの中でロシアが極めて重要な立場にいることは、ほとんどすべての注解者によって認められている
ジョン・カミング
ジョン・カミング
(1807年〜1881年)


 「ところが、彼らは当時の人々から『冷笑』されました
 イスラエルが国家として回復されることや、ロシア神に敵対する(無神論的)超大国になるとは、当時、だれが想像できたでしょうか?」 (ウォーカー師)


 1857年、アメリカ人牧師のF.E.ピッツは、アメリカ合衆国議会合同会議で、預言に関する説教をしました。彼は当時、将来を予測する人物として最も尊敬されている一人でした。
 共産主義者がロシアを征服するロシア革命の60年前、ピッツ牧師は、ロシアが将来、世界の覇権的な大国となる時のことを、合衆国政府に大胆に警告したのです。

 「彼らのこれらのことばが書かれたのが、ロシア革命(1917年)およびロシアが権力の座に上がって来るより何年もであったことを、私たちは覚えておくべきです。
 ロシアまだ取るに足りない国家であった時、聖書学者たちはロシアが終わりの時には覇権的な大国となることを予期していたのです。
 20世紀の初めの頃、ロシアはまだ二流の国でした」(同)



軍事超大国となったロシア
 ところが、20世紀の後半、ロシアはすでに、世界最多の核弾頭を保有する軍事超大国となりました!
 そして21世紀に入り、現在、ロシアはその強大な軍事力を背景に暴挙を加速させつつあります。
 約2500年も前に神がエゼキエルを通して預言された「北の国、ロシュ」すなわちロシアは、今や、その預言通りの動きに向かって突き進みつつあるように見えます
 いずれ、ロシアが多くの同盟諸国といっしょにイスラエル侵攻を実行する時が来ます。
 世界中のどの国も、だれも、彼らを止めることはできません。
 しかし、その時、彼らは超短期間の内にイエス・キリストによって全滅させられます。
 そして、彼らの死体は、空の鳥たちの餌食となります。
 それが、本書『アルマゲドン真実』で聖書から詳述されているアルマゲドンです!
 神が一人の神の人を通し「ヨシヤ」に関して預言されたことは、その通りに成就しました。
 神が預言者イザヤを通し「クロス」に関して預言されたことも、その通りに成就しました。
 神がエゼキエルを通し「ロシュ」(ロシア)に関して預言されたことも、その通りに成就します!


「ロシュ」と忠実に訳されている聖書

 旧約聖書のエゼキエル38・2のマソラ本文の直訳は、次の通りです。

「人の子よ、あなたの顔を、ロシュ、メシェクおよびトバルの長である、マゴグの地のゴグに向けなさい。そして彼に立ち向かって預言しなさい」

 このマソラ本文の通りに忠実に訳している聖書としては、次の二つの英語聖書があります。
『ロバート・ヤングによる直訳聖書』(1862年)
『J・P・グリーンによる直訳聖書』(1985、1993年)
 聖書を原語で学ぶためのツールリンク参照)

 これらはインターネットからオンラインで読むことができます。↓

エゼキエル38

 ところで、KJ版(キング・ジェームズ版)聖書(1611年)は、残念ながら「ロシュ」と正しく訳されてはいません。
 前述の18世紀のイギリス人の主教ロバート・ロース師らが主張した時代と同様に、その箇所がロシアのことを述べていると語る人々は『冷笑』されたのかもしれません。
 KJ版聖書はイギリス国王の名で呼ばれるように、国家プロジェクトによって登場した聖書でした。
 ロシアが将来イスラエルに侵攻する『神の敵国』となることを意味する訳文は、当時のロシアとの友好関係を損ねることになるとの判断(政治的?)がイギリス政府、国王、あるいは翻訳者たちに影響を及ぼしたのかもしれません。
 あるいは、それ以外の理由で「ロシュ」と訳出されなかったのかもしれません。
 いずれにせよ、エゼキエル38・2、3、39・1のこれらの箇所は、KJ版聖書にある数少ない誤訳の一つとなっています。
 悲しむべきことに、日本語聖書でこれらの箇所を「ロシュ」と訳している聖書は見当たりません。
 旧約聖書正しいみことばを知るためには、前述の直訳聖書を参照することをします。


狂わされた時計いびつな形のジグソーパズル

 イエス様は、こう言われました。

「なぜなら、まことにあなたがたに言いますが、天と地が過ぎ去るまでは、律法から文字の一点あるいは一画も、すべてが起こるまでは、過ぎ去ることは決してないからです」(マタイ5・18)
 「天と地が過ぎ去ることは、律法の文字の一画が落ちるよりも易しいのです」(ルカ16・17)

 非常に重要なのは、旧約聖書のヘブル語の真の本文である『マソラ本文』の一語一語であり、
新約聖書の真の本文である『TR本文』の一語一語です。
 本書で扱っている『終わりの時代』についての教えも、これら一語一語を正しく理解していかなければ、正しい意味や教えに至ることはありません。

狂わされた時計
 聖書の一語一語は、ちょうど、複雑な時計一つ一つの部品のようです。
 しかし、どんなに小さな一つの部品でも損傷があれば、正確な時を刻むことはありません。
 現代版の改ざん聖書の場合、旧新約の本文にも翻訳聖書にも、それぞれ何万もの『削除・付加・置き換え』等の改ざんが存在し、正しい意味や教えを損ねています
 たとえてみれば、改ざんされた聖書は、狂わされた時計のようなものです
 一つの部品が損傷しても正確に時を刻みませんが、まして、たくさんの部品が損傷すれば、たとい針が動くとしても、トンデモナイ」を刻むことになります。
 狂った時計を信じている人は、トンデモナイ「時間」感覚の中で生きていることになります。

いびつな形のジグソーパズル
 また、改ざんされた聖書は、いびつな形のジグソーパズルのようなものでもあります
 ジグソーパズルの多くの断片が(ゆが)んでいれば、正しい全体の図形が出来上がるはずがありません。
 『律法の文字の一画』どころか、何万個もの断片が『削除・付加・置き換え』などの改ざんによって歪められている聖書では、神が記しておられる多くの真理や真実も歪められてしまっているため、読者が全き真理や真実に到達することは不可能です。
 到達することになるのは、むしろ、歪められた聖書理解、歪められた教理です!


真の聖書本文だけから理解できる真実

 『終わりの時代』について神が何を教えおられるかを正しく理解するには、『マソラ本文』および『TR本文』にどう書かれているかを、その一語一語を大切にしながら学ぶことが必要となります。

 本書の著者ゴードン・リンゼイ師は、そのような姿勢で聖書の教えを正しく理解して伝えている聖徒の一人です。
 彼は現代版聖書の元となっているシナイ写本・バチカン写本信頼することのできない写本であることを認識していました。
 彼は『マソラ本文』および『TR本文』に基づくKJ版(キング・ジェームズ版)聖書を用いていますが、KJ版聖書の数少ない誤訳箇所も見抜いており、『マソラ本文』から正しい教えを導き出しています。
 アルマゲドンの真実と厳かな真実を教えている本書をはじめ、ゴードン・リンゼイ師の各書籍を、神と神のことばを愛して従う聖徒の皆様に心からします。
 かつてロシアアルマゲドンの立役者であることを正しく伝えた聖書学者たちは、人々から冷笑されていました。
 しかし、現在、軍事大国ロシアは、その役割を演じる力をすでに十分備えています。
 それは、アルマゲドンが今や決して遠くはないことの一つの徴候ではないでしょうか?
 聖徒たち携挙は、それより、もっと間近です!
エターナル・ライフ・ミニストリーズ 




 


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エターナル・ライフ・ミニストリーズは、以下の団体とは一切関係ありません。(→異端カルトへの聖書的対処 参照)


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