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● ラメセス二世ではあり得ません! 聖書は、モーセが率いるイスラエル民族のエジプト出国(出エジプト)の際に起きたこととして、
それにもかかわらず、聖書の記述と食い違う説や主張が、『クリスチャン』と呼ばれる人々の中にも存在します。 たとえば、『出エジプトの時代のエジプトの王は、ラメセス二世である』という主張です。 ラメセス二世の時代には、聖書に書かれているような『数々の大災害』の記録はなく、出エジプトの際にラメセス二世が死んだという記録も全くありません。… フランス人考古学者・歴史学者であるG・ガートゥークス氏はこう述べています。 「出エジプトがBC1250年、かの有名なラメセス二世(BC1290〜1224年)の治世の間に起きたと主張するのは、明らかに不合理です。 なぜなら、このパロは、紅海で滅んだわけではなく、エジプト人たちに立派な人として知られているアジア系の人物と対決する必要があったわけでもなく(出エジプト記11・3)、また、明らかに、彼の治世においてエジプトで大ぜいの死者をもたらした災害も一度もなかったからです(出エジプト記12・29〜33)」(注1) |
………………………… (注1)Gerard Gertoux,"Moses and the Exodus Chronological, Historical and Archaeological Evidence", 2015年 ガートゥークス氏は今世紀に入ってから、世界の歴史と考古学に関する数々の著作を発表しています。 それらの著作は、聖書の歴史的記述が正確であることを裏付けるものとなっています。 (『出エジプトの真実』より抜粋)
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出エジプトと考古学的証拠 【1】出エジプト時のパロは? 【2】エジプトで『アポピ』と呼ばれていたモーセ 【3】パロの長子とパロの連続死 【4】悪臭を放ち続けるパロのミイラ 【5】エジプトを襲った大災害と死の記録 |
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