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クロード・ヴァンダーズレーン氏(ベルギーのエジプト学者。1927年〜)は、著書『アハメス・サパイア』の中でこう述べています。 「セケエンラー王には後継者の王子アハメス・サパイアがいました。 彼は六歳で亡くなり、彼の父も、それからまもなく亡くなりました。… この像に刻まれていることからわかるのは、この王子がセケエンラー・タアの長男であったことです。… この像は多くの点で異例です。この像の高さは1メートルと3・5センチであり、像がほとんど存在しなかった当時としては注目すべきことです! |
それは『家族の悲しみ』を表しています。 この王子は明らかに早死にしたのです。 というのも、彼の母と二人の姉妹、および彼の父である王(セケエンラー)によって惜しまれているからです。 王は自分が(この像の)父親であることを表明し、自分の息子に二人称のことばで直接語りかけています。 それは、エジプト王室の歴史においては類のないことです」
(Claude Vandersleyen, 『アハメス・サパイア』2006)
(『出エジプトの真実』より抜粋)
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出エジプトと考古学的証拠 【1】エジプトで『アポピ』と呼ばれていたモーセ 【2】パロの長子とパロの連続死 【3】悪臭を放ち続けるパロのミイラ 【4】エジプトを襲った大災害と死の記録 |
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