■フードでの目隠し・首の周りに掛けられるロープ
志願者は、進級儀式を受ける前、どんな宣誓が行われることになっているかを知りません。
まして、血なまぐさい性質の誓いがなされることも知りません。
彼らは、指導者が一度に数語ずつ告げることばを復唱していきます。
その誓いを開始する前、彼らは、自分がこれから口にすることは、自分が現在関わっている宗教とは何の問題も引き起こすことはないだろうと確信しています。
宣誓の時になると、志願者は、方向感覚がなくされ、目隠しをされ、半裸で、混乱し、恐れており、恥ずかしい思いにさせられます。
彼は服を全部脱がされており、結婚指輪もはずされており、パジャマのような服を着せられています。
彼はフードで目隠しされ、首の周りにロープを掛けられます。
彼は、ひもでつながれた盲目の犬のように連れ回されます。
自分をだれが見つめているのか、そこに何人いるかも、彼には全くわかりません。
彼は暗闇の中にいることが告げられ、自分に光を与えてくれるフリーメーソンにより頼まなければなりません。
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■血の宣誓の伴う進級儀式
何年も前、第1階級の入会者は、片手を自分が現在関わっている宗教の聖なる書物(聖書やコーランなど)の上に置き、さまざまな義務を復唱し、それから、次のことばで締めくくりました。(その後、この宣誓は修正されました)
「私は、このうえなく厳粛に、そして誠実に約束し、誓います。
どんなわずかの、あいまいさも、思い残しもなく、あるいは、どんな言い逃れもしません。
私は、私自身を、次のこと以上の刑罰を受けることへと拘束します。
すなわち、私ののどが、かき切られ、私の舌が根本から裂かれ、私の体が海の荒い砂の中に埋められること。…
それゆえ、神よ、私を助け、これを正しく果たすことにおいて私を堅く守りたまえ」(Captain Morgan, “Freemasonry Exposed,” pages 21-22.)
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どの階級でも、血の宣誓の伴う進級儀式(入会儀式)があります。
- 第32階級のメンバーには、『聖堂』と結び付く資格があります。(アメリカのフリーメーソンの様式)
この『聖堂』への進級儀式には、血の宣誓をして、(イスラム教の神)アラーに忠誠を誓うことが含まれています。(C. F. McQuaig and James D. Shaw, “The Masonic Report,” page 72)

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- 第33階級(最高位)のメンバーの進級儀式には、
人間の頭蓋骨の中にある"飲み物"を飲み、自分の第一の忠誠は第33階級(最高位)のフリーメーソンに対してであるとの厳粛な誓いをすることが含まれています。(Jim Shaw and Tom McKenney, “The Deadly Deception,” page 104)

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