ヒーナン枢機卿は1958年のコンクラーベ(教皇選出の選挙)の際に出席しており、ヨハネ23世を選出した人です。彼はこう述べています。
「ローマ教皇ヨハネ23世が選ばれたのは、彼が非常に高齢(76歳)だったからである。
彼のおもな役割は、(イタリアの)ミラノの 大司教モンティニ(後のパウロ6世)を、枢機卿にさせ、次のコンクラーベで彼(パウロ6世)が選出されるようにすることであった。
まさにそれが方針であり、それは正確に遂行された」(ヒーナン枢機卿の伝記: "Crown of Thorns") |
(ヨハネ23世を選出した) 1958年のコンクラーベの後のことを、アルデン・ハッチ氏はこう記しています。
「ヨハネ23世はその枢機卿たちに、もう一晩とどまるよう要請した。…
彼の選出の秘密を外部の人々に明かさないよう、もう一度彼らに警告するためであった。…」 (Alden Hatch, A Man Named John, Hawthorn Books, 1963, p. 163)
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このように、1958年の当時、すでに多くのフリーメーソンのメンバーが、カトリック教会の中にも、コンクラーベ(教皇選出)のメンバーの中にもいて、彼らはヨハネ23世を新教皇とすることを申し合わせていたのです。
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(注3)Pope St. John XXIII or Antipope John XXIII?
(注4)Yves Marsaudon in his book Ecumenism Viewed by a Traditional Freemason, Paris: Ed. Vitiano; quoted by Dr. Rama Coomaraswamy, The Destruction of the Christian Tradition, p. 144.
(注5)Journal de Geneve, by Freemason Carl Jacob Burckhardt, A.D.O Datus, “AB INITIO,” p. 60
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