聖書のホームページ TR新約聖書    カート

福音派内部異端_カルビニズム4

一度救われたら、ずっと…」は偽りです!!

殺人罪を犯したカルヴァン


スティーブ・アマト
The Murder of Michael Servetus, Uncompassionate Theologyより)

《目次》
  1. ジュネーブで大ぜいの人処刑したカルヴァン
  2. ミシェル・セルヴェ焼き殺したカルヴァン
  3. 殺害悔い改めなかったカルヴァン
  4. 聖書告げていること


ジュネーブで大ぜいの人処刑したカルヴァン

 私は、一人の人間の性格は、その人物の神学に関係があるものと考えています。
 なぜなら、人々はのついての自分なりの概念に応じた振る舞いをするからです。
 改革派神学の柱であるジャン・カルヴァンについて見ることにしましょう。
ジャン・カルヴァン
ジャン・カルヴァン
(1509年〜1564年)

 あの『専制君主』であり『殺人者』であったジャン・カルヴァンを、カルヴァン主義者たちは恥じてはいません。
 彼はスイスのジュネーブの町を統治しましたが、その統治に関しては、ジュネーブの町のあらゆる生活の局面が、カルヴァンポリシーによる影響を受けていました。
 そのことが、次に挙げる引用からわかります。

「町議会の記録の中で、『この件については町長カルヴァンに相談するのがよい』という注意書きが見られない日は、ほとんどない」("What Love is This?: Calvinism's Misrepresentation of God",Dave Hunt,2006)

 彼の"制度"対抗したり同意しないことは法律違反に等しいこととされ、大ぜいの人処刑されました
 彼は絶対的な権力によって統治し、疫病を広めたという推定や、魔術を行ったという嫌疑、あるいは、彼に逆らったという理由で、市民をに至らしめました。
 カルヴァン独裁的な支配に対し、ジュネーブの市民からの反対が激しくなっていきました。
 1545年だけでも、魔術を行い、疫病を広めようとしたという罪状で、ジュネーブ23人が焼き殺されました
 そしてカルヴァンは事実上、どんなでも、それを一つの犯罪としました。
 また彼は、教会戒規の執行のためにも、その社会的権力を利用することをためらいませんでした。


ミシェル・セルヴェ焼き殺したカルヴァン

 この人物の性格についての一例は、彼がミシェル・セルヴェ殺した(1553年10月27日)ことです。
ミシェル・セルヴェ
ミシェル・セルヴェ
(1509年〜1553年10月27日)

 ミシェル・セルヴェは16世紀に生きていたクリスチャンでした。
 彼はジャン・カルヴァン怒りを買い非合法の理由で彼と彼の仲間によって殺されました
 彼は異端のかどで告訴され、裁判で強行採決され、生きたまま木に掛けられて焼き殺されました
 ところが、そのような残虐行為が、カルヴァン主義者としてよく知られている人々により、幾世代にもわたって称賛されたのです。


殺害悔い改めなかったカルヴァン

 ミシェル・セルヴェ殺害に関し、ジャン・カルヴァンが自分は後悔してはいないと認めていることばを、以下にいくつか引用します。

この事件の7年前
「もし彼(ミシェル・セルヴェ)がジュネーブに来るなら、私は決して彼を生きたまま行かせはしない、私の権威重みがあるなら」
…1546年2月13日、ジョン・カルヴァンが友人のファレルに宛てて書いた手紙
("Schaff-Herzog Encyclopedia of Religious Knowledge" (Baker Book House, 1950), p. 371.)

この事件の期間中
 カルヴァンはまた、1553年8月20日付の手紙でファレルにこう書きました。場所は、彼がセルヴェ逮捕した所(ジュネーブ)です。
「我々は現在、新たにセルヴェの件を手がけている。
 たぶん彼はこの町を通り抜けるつもりだったのだろう。
 というのも、彼がどういう目的で来たのか、まだ分かっていないからだ。
 ただし、彼がミシェル・セルヴェであることがと判明した後、私は彼を拘束すべきだと考えた。
 私の友人のニコラスは彼に最高の罪状で出頭を命じた。…
 私は、彼に少なくとも死刑の判決が下されることを望む

この事件の
「多くの者が、私はあんなに残忍で残酷なことをした、私が滅ぼしたあの男もう一度殺してやりたいくらいなのだろうと言って私を非難してきた。
 私は彼らのコメントを全く気にしない…」

「『異端者や冒涜者を死に至らしめるのは正しくない』と主張している者はだれも、自分から進んでまさにその罪状を彼らのものとして招く(被る)ことになる

(ところで、マルティン・ルター異端者死に至らしめることに反対であると記しました。
 ですから、カルヴァンルターをも殺害することを支持していたように見えます)

 セルヴェの事件に関するカルヴァンの言明の記録の中で最も強い言明の文書は、1561年にカルヴァンからマルキス・ペイトに宛てた手紙です。マルキスはのナバラ(スペイン)の国王の高位の侍従でした。
 その手紙でカルヴァン我慢できない言い方で、次のように書きました。

「誉れと栄誉と富が、あなたの痛みへの報いとなるように。
 ただし、とりわけ、国からあの"ならず者ども"を必ず取り除け
 やつらは、我々に反乱を起こさせようと人々をかき立てている
 ああいう"怪獣ども"は根絶されるべきである私があのスペイン人のミシェル・セルヴェ根絶したように

 セルヴェが「イエス様は神の御子であられる」と確かに信じていたことを認識してください。彼が生きたまま焼かれていた時の彼の最後のことばは、こうでした。
イエス様、永遠の神の御子よ、私をあわれんでください

 それなのに、現代のカルヴァン主義者たちは、このことに関して、こうコメントしています。
「この語句は、三位一体についての彼の間違いの本質の典型である。
 なぜなら、彼は、「神の"永遠の御子"」ではなく「"永遠の神"の御子」と言ったからだ。

 カルビニストたちにとっては、イエス様御子と呼ぶことは異端であるようです!!

 また、この事件に関する、あるカルビニストのことばを引用します。
 彼らはセルヴェの死をセルヴェせいにしています

「もし、一人のつまらない狂信者が火の中に自分から身を投じた者がいるとすれば、…J・T・コールリッジは言う…それはミシェル・セルヴェだった」
(Household Reading: Selections from the Congregationalist. 1849-1866)



聖書告げていること

 ジャン・カルヴァンおよび彼の仲間たち殺人罪を犯したのです
 聖書に、こう書かれています。

人殺しはみな、自分の内にとどまるものとして永遠の命持ってはいない」(第一ヨハネ3・15)

 まさに、その通りなのです。




次へ5
123456789101112

福音派内部異端_カルビニズム
  1. サタン大好きな教理を信じて地獄に行く人々

  2. ◆カルヴァンの正体
  3. カルヴァン…人を焼き殺した殺人者
  4. カルヴァン…神学者か異端者か?
  5. 殺人罪を犯したカルヴァン
  6. 58人を処刑したカルヴァン
  7. カルビニスト処刑された人々

  8. ◆カルビニズムの正体
  9. カルビニズム予定説
  10. 永久保障聖書の教えではない理由
  11. 永久保障』の教理…悪魔の教え
  12. カルビニズムの源泉アウグスチヌス
  13. カルヴァン:元アメリカ大統領評価

  14. 重要
  15. 福音派内部異端_カルビニズム
  16. サタンこの大うそが… 地獄には
    私のような"信者たち"がいた!!




ページの上へ↑
……




聖書シリーズ の本!
図解 日本語聖書の改ざん 図解 旧約聖書の改ざん 日本語聖書の改ざん箇所
シナイ写本とバチカン写本の偽造 シナイ写本の偽造 聖書の年代記述の驚異
創世記の真実 出エジプトの真実 ダニエルの七十週の預言

TR 新約聖書 の聖書!
TR読者
クリック
新約聖書
TR 新約聖書
TR読者の信仰
クリック
新約聖書 新約聖書 新約聖書
新約聖書 全三巻セット 新契約聖書セット 明治元訳新約聖書セット





の本!
NEW
日本語聖書の改ざん箇所
HPで紹介されていない事例を含む全101箇所を解説
真のみことば真の意味

の本!
NEW
図解 日本語聖書の改ざん
よくわかる
真の福音信仰者現代版聖書拒む理由一目瞭然!!



クリスチャンへの警告 第18集 神の裁きによる実際例
クリスチャンへの警告 第18集
クリスチャンへの警告 第20集 教理・教師への神の裁き体験
クリスチャンへの警告 第20集


ページの上へ↑
……


エターナル・ライフ・ミニストリーズは、以下の団体とは一切関係ありません。(→異端カルトへの聖書的対処 参照)




次へ5
123456789101112



利用規約  Copyright C. エターナル・ライフ・ミニストリーズ   Counter