元カルヴィニストたちの証言【10】
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私は神にそむき続けていた！

「私の救いは保障されている」と思っていた！

ベンジー（男性）

　私はフィリピンでカトリック教徒として育てられました。
　十代のころ、私は不安と恐れと自信のなさで悩んでいました。
　私の心の奥底では平安を望んでいて、それを探し求めていました。
　私が抱いていたそういう否定的な思いから逃れることのできた方法の一つは、本を読むことでした。
　私は、転生や神秘的なことなどに関心がありました。
　私は未知のことに魅力を感じていました。
　数々の異端宗教との関わりの後、私は『福音的』と呼ばれる信仰を見出し、ついに救われました。
　私は新しく生まれ変わったクリスチャンになりました。
　この新しい信仰には、『永久保証』という教えが付いていました。
　まず私は、さまざまな異端宗教との関わりで培われた律法主義の束縛から解放されました。
　私は新たに見出した信仰に本当に熱心でした。
　私は自分が信奉しているこの新たな信仰に、ものすごく大きな誤りが付いているとは、およそ全くわかりませんでした。
　私はその誤りに、何年もの間、気付かずにいたのです。
　というのも、7年前に救われてから最近まで、私が気付いたのは、私の振る舞いと思いに関することだけだったからです。
　罪への恐れは小さくなり、性的不道徳は持続しており、神への恐れは減じていき、個人的な聖書の学びと祈りは（私が困った時以外は）しなくなりました。
　私は二重の生活をおくっており、それが当たり前のことでした。
　私は、恐れることもなく神にそむき続けていたのに、「私の救いは保障されている」と思っていたのです！
　私が抱いていたそういう考え方がどんなに危険なことか、私は知ってもいなかったのです！

　けれども、幸いなことに、私は聖霊に敏感であり続けました。
　聖霊は私に、地獄、死、そして神の聖さについて何度も私に考え続けさせてくださいました。
　一つの分野のことが私の注意を引きました。
　『一度救われたら、ずっと救われたままである』という教理のことです。
　私は以前からこのテーマのことは知っていましたが、あまり深く考えたことはありませんでした。
　それで私はダン･コーナー師のウェブサイトを見ることになりました。
　私はそこに書かれていることを読みました。
　私は今、心から正直に言うことができますが、それは信じられないくらいすばらしい内容でした！
　主への恐れで私は圧倒されました！
　私は罪責感を覚え、私の罪を悔い改めました！
　信者の救いの保障は条件的であることを知って、私はいっそう主を敬い、あがめるようになりました！
　主は恐れられるべきお方です！
　私は今、『永久保証』の教理を信じるべき聖書的根拠が何もないことを知っています。
　まさに、そうなのです！
　信者の救いは条件的であること、それこそが真実であることを、今や私は知っているのです！
　神がほめたたえられますように！

（I Kept Disobeying God Without Fear When I Believed in Eternal Security）

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