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二人は"彼らの息"を吹き込んだ

 新改訳聖書や共同訳聖書など現代版新約聖書は、ギリシャ語のUBS版/ネストレ版の聖書本文から翻訳されています。
ubsbible
 この二つのギリシャ語聖書本文の土台となっているギリシャ語本文は、WH本文と呼ばれるものです。
 この名称は、その作者であるウェストコット(Westcott)とホート(Hort)という19世紀の二人のイギリス人の名前に由来します。
二人とWH

 二人はケンブリッジ大学の学者であり、聖職者であり、神学書も著しました。二人は「偉大な神学者」と多くの人から考えられていたはずです。
 多くの人は彼らについて、こう思っているかもしれません。

 「神のことばである聖書の本文に関わった二人なのだから、彼らは神と神のことばを愛する敬虔なクリスチャンだったにちがいない

 彼らは本当にそのような人々だったでしょうか?

 ホートが死んでから二年後、その息子アーサー・ホート氏の著書『F.J.A.ホートの生活と手紙』(1896年発行)という本が発行されました。
 また、ウェストコットが死んでから二年後、その息子アーサー・ウェストコット氏の著書『B.F.ウェストコットの生活と手紙』(1903年発行)という本が発行されました。
 そして、それまで知られていなかった多くのことがわかってきました。


ウェストコット、ある時、オークランド城のチャペルの暗闇の中で一人で時間を過ごし、それから家に帰りました。
オークランド城

 ウェストコットは何のためにそこに出かけて行ったのでしょうか?
  • の御前で一人で静まって祈るためだったでしょうか?
  • 聖書本文を作るために神に助けを祈り求めたのでしょうか?
  • 世界中のクリスチャン神の真のみことばを知ることができるように、と祈っていたのでしょうか?
 そうではありませんでした。

 ウェストコットが帰宅すると、彼のが彼に会い、「一人で寂しくなかったの?」と尋ねました。
 するとウェストコットは、こう言いました。
「いや、そこにはいっぱいいる

 何がいっぱい」いたのでしょうか?

 ウェストコットの息子アーサー氏はこう記しています。

『聖徒たちとの交わり』は、ピーターバラ大聖堂(イングランド東部)と特に関連があったようです。彼(B.F.ウエストコット)には、この『聖徒たちとの交わりを実現させるための並はずれた力がありました。
 夜、その大きな聖堂の中で一人でいることが、彼にとって喜びだったのです。…
 そこで彼はいつも大ぜいの霊たちと交流していました

 ウェストコットは、そういうことを人生で一度だけ行ったのではありません。
 彼は、そういうことを「いつも」していたのです!
 彼は『死者の霊たち』と交流することを喜びとしていたのです。
 彼は「いつも悪霊どもと交流していたのです!

 ウェストコットはそれらの亡霊悪霊であるとは考えていなかったようです。
 ウェストコットは著書の中で、こう書きました。
「我々が多くの教師たちの助けによって学びつつあるのは、死者たち我々に対して行使している支配権である。…」

 彼は亡霊(本当は悪霊)を、死者本物の霊(その人物の霊)であると考えていたようです。
 しかも、上記のように、彼は聖書の中に存在しない聖書的教えを教えたのです。


ホート、ある日の夕食時、ド・モルガン夫妻など七人の人々を招きました。
 ド・モルガンは、ド・モルガンの法則で知られる数学者です。
降霊術の会

 何のために彼らを招いたのでしょうか?
  • の御前でみんなでいっしょに祈るためだったでしょうか?
  • 聖書本文を作るために神に助けをいっしょに祈り求めたのでしょうか?
  • 世界中のクリスチャン神の真のみことばを知ることができるように、と彼らは集まって祈ったのでしょうか?
 そうではありませんでした。

 彼らが行ったことを、ホートはこう記しています。
 私たちはテーブルを回してみたが、あの生き物たち反応しなかった。
 ド・モルガン夫妻は輝いていて楽しそうであった

 彼らは何をしたのでしょうか?

 ホートとそこに集まった七人は、降霊術の会『テーブル回し』をしたのです。
 「あの生き物たち反応しなかった」とは、悪霊どもが「反応」しなかったということです。

 反応」すれば、何が起きるでしょうか?

 図のように、テーブル突然ひっくり返されたり、テーブル空中浮揚したりすることもあるようです。
テーブル・ムービング テーブル・ムービング

 そのような行為は、聖徒たち絶対に行ってはいけない悪霊どもとの交流です!
 そういうオカルト現象ホートらは期待していたのです

 それでも楽しそうであったド・モルガン夫妻は、どういう人たちだったでしょうか?
 ド・モルガンは妻ソフィアとの共著として、『物質から霊へ:十年間にわたる霊現象の体験の結果_質問者への案内ガイド』(1863年)という本をすでに出版していました。
 彼らは降霊術エキスパートたちでした!


ウェストコットホート友人たちどんな人々だったでしょうか?
 友人たちは、神と神のことばを愛する敬虔なクリスチャンたちだったでしょうか?

 そうではありませんでした。
 二人がいっしょに団体を設立するほどと親密な交流を持っていたのは、ベンソン、ライトフット、シジウィック、バルフォアでした。
サタンと悪霊ども
ベンソン
降霊術者
ベンソン
サタンと悪霊ども
ライトフット
降霊術者
ライトフット
サタンと悪霊ども
シジウィック
降霊術者/自動筆記者
シジウィック
サタンと悪霊ども
バルフォア
降霊術者
バルフォア
 この四人はみな降霊術者でした
 シジウィックは、自動筆記』という悪霊による行為にも関わっていました。

 これらの仲間といっしょにウェストコットホートらが設立した団体あるいはクラブとは、心霊術者(降霊術者たちの団体であり、死者とのコミュニケーションネクロマンシー:死者の霊を介して行われる魔術)などの反聖書的行為を信じる団体でした。

 このようなウェストコットホートが"聖書本文"を書き上げ、その"本文"に基づく"改ざん聖書"を、今も非常に多くの人が知らずに読み続けています!

 本当の聖書は、「息を吹き込まれたもの」(第二テモテ3・16)です。
 けれども、現代版の新約聖書は、この二人サタニスト"彼らの息" を思う存分に吹き込んだものです!

 →《カトリック傘下改ざん聖書》から続きをお読みください。




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