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シナイ写本確実偽造物です!

 七つ証拠
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現代版聖書の土台はシナイ写本バチカン写本です。
シナイ写本19世紀の産物であり、偽造物です。
その『七つ証拠』がビル・クーパー博士により簡潔に要約して述べられています。
そして、だれがシナイ写本書いたのかも明らかにされています。
シナイ写本とバチカン写本の偽造 このページは、その著書シナイ写本バチカン写本偽造の抜粋です。
詳細は同書をお読みください。
シナイ写本バチカン写本
矢印
聖書 新改訳2017 聖書協会 共同訳


ビル・クーパー博士
ビル・クーパー博士
七つ証拠

 私たちは、シナイ写本『偽造物』であることを示す多くのしるしのいくつかを調べ、また、それが『古代のもの』であると申し立てられている主張についても調べてきましたが、ポイントは次の七つであると考えます。

  1. この手書き写本はすべて皮紙に書かれており、その皮紙は酸化してはなくしなやかであり、それについて主張されているような『古代のもの』では決してなく、そのコラーゲンは実質的に腐敗していません注1

  2. この手書き写本のほとんどのページに、偽造を暴露する徴候があり、本文を色あせさせたり、ページを変色させたりして、実際よりはるかに古く見せようとする、きわめて素人っぽい試みが見られます。注2

    1. 不自然に色あせしているインク
    2. 半分だけこすられたページ
    3. 新鮮な二ページ・こすられている二ページ」の繰り返しパターン
    4. 消された後で書き直しがされた欄外の注
    5. 非常に醜い上書き」で損ねられたページ
    6. 濃淡の変色剤不均一に使われたページ
    7. 非常に不器用で、醜い、下手上書き

  3. いくつかのページは、不自然に、そして説明がつかない仕方で切断されています


  4. 『四角の虫穴』を露呈しているページもあれば、『ふつうの』虫穴を多く露呈しているページもあります。
     ただし、本当の虫なら最もおいしい箇所にたどり着くためにできたはずの『進入の線』全くありません
     隣接するページには、それらの虫穴の説明となる、整合性のある虫穴全く存在しません注3

    1. 不自然な「水による」損傷・進入線のない
    2. 2016年から2022年の間に行われていた改ざん

  5. シナイ写本には外典の『バルナバの手紙』の本文が含まれていますが、その本文は、本質的に『現代ギリシャ語』で書かれており後代のラテン語校訂本からギリシャ語に翻訳されたことの文法的証拠語彙的証拠も、多く含まれています。
     しかも、『バルナバの手紙』は、新約聖書のほとんどの書の筆跡と同じ筆跡(『筆記者A』)で書かれています。
     それは、18世紀19世紀に生きて活動した学者たちによって提案され、推奨された、そのラテン語本文の学術的修正にも対応しているものです。
     さらに、その本文は、1843年(ティッシェンドルフが、その本文がシナイ写本内にあることを見出すより16年)に、シモニデス氏によって印刷(発行)された本文同一です。注4

    シナイ写本19世紀の産物であって、古代の写本では全くない証拠

     『バルナバの手紙』のギリシャ語本文は、1843年7月22日、スミルナ(トルコ西部の都市)で出版されました
    バルナバの手紙
    Bryan C. Ross氏のPDF(2018)より)

     このことの重要点は、第一に、出版されたこのギリシャ語本文が、シナイ写本の中にある『バルナバの手紙』の本文と実質的に同一であることです。
     そして第二に、1859年にティッシェンドルフがシナイ写本の中にそれが書かれているのを見出すよりも16年も前に、この本文がシモニデス氏の手中にあったことです。
     さて、このギリシャ語本文をティッシェンドルフが手に入れるよりずっと前にシモニデス氏がそれを所有していたのなら、それをシナイ写本の本文の中に書き記したのは、シモニデス氏しかあり得なかったことになります。
     このことにより、シナイ写本19世紀の産物であって、古代の写本では全くないことになるのです。


  6. シナイ写本には外典の『ヘルマスの牧者』も含まれていますが、これもまた『現代ギリシャ語』で書かれており後代のラテン語校訂本からギリシャ語に翻訳されたことの文法的証拠語彙的証拠も、多く含まれています。
     『ヘルマスの牧者』の本文も、1856年(ティッシェンドルフが、その本文がシナイ写本のページ内にあることを見出すより約3年)に、シモニデス氏によって発行された本文同一です。

    1. 19世紀の「金属のペン先と墨汁」の使用
    2. イザヤ書のページに書かれている「現代ギリシャ語

  7. そして最後に、シナイ写本のページからマルコの福音書の終わりの部分を取り除き、偽の部分でそれに置き換えた、完全な詐欺行為が存在します。
     それを実行したのは、バチカン写本からマルコの福音書の終わりの部分を取り除き、偽の部分で(ただし、シナイ写本にあるのと同一の終わりの部分で)それに置き換えた、同じ筆記者でした。
     「最善で最古の写本にはマルコ16・9〜20はない」と主張する学者たち現代版の聖書は、完全な詐欺行為に基づく『うそ』を主張し続けているにすぎません。注5


シナイ写本は、まやかし物です!

 これらのポイントのうちの、どの一つでも、それだけで有罪とするに十分なはずです。
 けれども、すべてのポイントを合わせる時、それらは、まさに有罪判決を下す証拠となります。
 シナイ写本は、まやかし物です。
 それは、神の不変のことばであるみことばを判断したり評価したりするにふさわしい権威あるものでは、全くありません
(以上は、ビル・クーパー師の著書からの抜粋です)

  • 注1証拠の1.は、シナイ写本の皮紙比較的新しいものであることです。
     皮紙の内部のコラーゲンは何百年もの間に劣化するものであり、皮紙は、その完全さも、しなやかさも、強さも失うものであるのに、シナイ写本の皮紙は、そうではありません。
     それは「古代のもの」ではないのです。
     そのことは、科学的に検証しさえすれば明らかになるはずなのに、検証は止められているのです!
     たとえば、写本『2427』本物なのか偽物なのか、だれも証明できずにいた時、一人の化学の教授がそれを化学分析したことにより、その年代が18世紀以後であることが判明し、偽写本であるとわかりました。
     ところが、2015年から始まったシナイ写本検証の場合、その検証プロジェクトは、突然キャンセルされたのです!
  • 注2証拠の2.と3.は、偽造者らの行った偽装です。数々の事例を見るなら、明らかです。
  • 注3証拠の4.は、実際の筆記者であるシモニデス氏が用いた皮紙の状態を示しています。
     彼が書き写した際に利用した「何も書かれていなかった皮紙」の中には、初めから虫穴のあったものや、四角い穴が開けられていたものもあり、彼はそういう皮紙も、穴のない皮紙も使い、それらの穴避けるように文字を書いたのです。
     したがって、隣接するページに用いた皮紙の同じ位置に穴がないのは、ごく自然なことです。
     つまり、「古代に書かれた文字が、その後何世紀もの長い間にできた虫穴などによって消された」ということでは全くないことを表しています。
  • 注4証拠の5.と6.は、だれ一人として全く反論できない決定的証拠です。
     すなわち、シナイ写本19世紀の産物であって、古代の写本では全くないことの決定的証拠です!
  • 注5証拠の7.については、次のページで詳しく述べることにします。(そのことは偽造者らの失態であり、バチカン写本偽造物であることを明らかにするきっかけでもありました)

シナイ写本を書いた人は?

 上記の七つの証拠から、シナイ写本『偽造物』であることが明らかです。
 では、シナイ写本は、だれが書いたのでしょうか?
 シナイ写本の中の『新約聖書』のほぼすべては、コンスタンティン・シモニデス(1820年〜1890年)によって書かれました。
 ただし、マルコによる福音書の終わりの箇所などの一部だけは、名前がまだ不明の偽造犯罪者(『筆記者D』と呼ばれる人物)によって書き換えられました。
 (ただし、シモニデス氏は、偽造する目的で書いたのではなく、ロシア皇帝への献呈品として19世紀前半に書き写した(模写した)にすぎません。彼はだまされたのです
 上記の証拠の5.と6.にあるように、『シナイ写本』として登場するよりも前に、その写本の中の『バルナバの手紙』や『ヘルマスの牧者』シモニデス氏発行していたことからも、シモニデス氏が書いたことは明らかです。
 このことについての詳細は、以下の数々のページも参照ください。
 日本語書籍では、こちらをおすすめします。
シナイ写本の偽造 シナイ写本とバチカン写本の偽造

さらに深い理解のために(英語)

→ 約百年で大きく色落ちしているインク
→ シナイ写本の全皮紙の色
→ シナイ写本(オンライン(リンク先は、『ヨハネの黙示』現代ギリシャ語『バルナバの手紙』同じ皮紙に書かれているページ。
 シナイ写本19世紀の産物であることの決定的証拠参照)

→ Bryan C. Ross氏のPDF(2018)(シナイ写本かシモニデス写本か)
→ Sinaiticus.Net(シナイ写本の真正性について)
→ バチカン写本(オンライン(リンク先は、『マルコの福音書』の終わりと『ルカの福音書』の初めの箇所のページ)



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聖書の歴史V 偽造写本から"ねつ造"された現代版『新約聖書』
  1. シナイ写本確実偽造物です! 七つ証拠
  2. バチカン写本確実偽造物です! 偽造者らの失態
  3. 19世紀偽造者が書いたもの』読ませられている人々
  4. 現代版「新約聖書」の正体


シナイ写本の偽装矛盾
《》内はシナイ写本バチカン写本偽造の該当ページ
 全体の説明は→『シナイ写本確実偽造物です! 七つ証拠』参照

  1. 不自然な「水による」損傷・進入線のない《p.18》
  2. 不自然に色あせしているインク《p.19》
  3. 不自然切られているページ
  4. 半分だけこすられたページ《p.72》
  5. 新鮮な二ページ・こすられている二ページ」の繰り返しパターン《p.72》
  6. 消された後で書き直しがされた欄外の注《p.73》
  7. 非常に醜い上書き」で損ねられたページ《p.73》
  8. 濃淡の変色剤不均一に使われたページ《p.82》
  9. 非常に不器用で、醜い、下手上書き《p.82》
  10. 19世紀の「金属のペン先と墨汁」の使用《p.82》
  11. イザヤ書のページに書かれている「現代ギリシャ語《p.83》
  12. 2016年から2022年の間に行われていた改ざん《p.83》
  13. シナイ写本19世紀の産物であることの決定的証拠《p.87》


新約聖書改ざんの歴史概観
偽造物『シナイ写本』(1862年)
偽造物『バチカン写本』(1481年〜)
バチカン写本シナイ写本
『バチカン写本』最終書き換え: 19世紀
マイ枢機卿
マイ枢機卿および彼の仲間の偽造者たち
矢印
改ざん聖書本文WH(1881年)
聖書改ざんの歴史概観


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